わたしの中の『資本論』

*働きながら、『資本論』を勉強しています。

鴨下さんの発言に いいね!!

 昨日(3月11日)、東京電力本社前で、「福島第一原発事故から10年」の追悼・抗議集会がありました。わたしは、18歳の鴨下さんのスピーチに感動しました。列車の音で聞き取れなかったので、ドンドン前に進みました。メモできたことを紹介します。「…汚染された大地や森が、元どおりなるには僕の寿命の何倍もの歳月が必要です。だからそこで生きていく僕たちに、大人たちは汚染も被曝もこれから起こりうる被害も隠さずに伝える責任があると思います。嘘をついたまま、認めないまま、先に死なないでほしいのです。被曝の害は、まだその一部しかみえません。被害者に10年目の節目などありません。むしろ10年目の節目だと言って過去のことにしてしまいたいのは、東京電力や国だと思います。」

 責任ある大人のひとりとして、わたしは、原発をつくってはいけないし、再稼働もしてはいけないと思います。原発をベースロード電源とするような資本主義は、利潤追求に走り、自然破壊を繰り返し、人間そのものを破壊していると思います。わたしは、このことを許してはいけないと思います。そして、この運動を、鴨下さんのような若い人たちとつなげていかなければ、と思います。(2021.03.12)